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徘徊の友 二台目のGITUP

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中華カムの中では人気のあるGit2の後継機、G3Duoは日本のアマゾンではごくたまに入荷するだけで、それもすぐに売り切れてしまうので、入手するにはそのタイミングを逃さないか、中国のネット通販を利用するしかない。中国のネット通販そのものに抵抗はないが、中華カムそのものは個体差が少なからずあるので、その時の手続きを考えると若干リスキーといえなくもないような気がする。

さて、この新型機G3はボディの厚みが若干増した程度で、前面パネル四隅のビス以外、外見はGit2と変わりない。けれどもセンサーがソニーのIMX117になり、Git2のマラサキムンコ色と低照度時のノイズは大幅に改善されているようである。IMX117はGoPro HERO4にも搭載されていたので、センサーそのものは4Kに対応しているはずなのだけれども、このG3の頭脳であるチップセットはAmbarella A12よりもワンランク下のNovatek製ゆえ、4K解像度は処理しきれないようである。

今時の新型機で4K撮影ができないとか、歪曲収差補正がないとか、そのあたりはスペック的にはライバル機に比べて見劣りするような印象を受けるのだけれども、しかしこのメーカーのアクションカムを使うような人は、そんなウワベのスペックなど気にしないと思う。このG3は背面液晶がタッチパネルになっていたが、しかしそれもおれにはどうでもよいことである。

一昨日、何気なくアマゾンを観ていてこのG3再入荷を目にし、その二秒後にはカートの中に入れていた。

で、本日それが届いたわけであるが、もう気が変になりそうなほどにタッチパネルの反応が鈍い。GoProのタッチパネルも決して褒められるようなデキではないのだけれども、それよりもはるかにひどい。Git2と同じボタン式で充分なのであるが、しかしタッチパネルは今時のマストゆえ、きっと是が非でも採用したかったのであろう。ライバル会社の製品、Fireflyは現行機種の8Sでもボタン式を採用しており、中国のデジタルガジェット紹介ネット番組「TESTV」で「今は2017年だぜ!?」などと言われていたけれども、賢明であると思う。Firefly8Sも気になるカメラではあるのだけれども、しかしジャイロが機能するのは1080Pまでらしいので、買うには至っていない。

しかしこのG3の最大の売りはそんなものではなく、やはりスレーブユニットを装着しての二画面同時録画と、GPSユニットであろう。

おれは徘徊カムとして使うので、それらにはまったく興味がない。

困った客なのか、おれは。

しかしなんのかんのいってもデザインはカッコイイし、モーレツに愛したGit2の後継機ゆえ、きっと徘徊動画のメイン機材になるであろう。

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話は変わり‐

スマートフォン用のワイドレンズはそれこそ星の数ほど売られていて、おれもいくつかを所有している。中でもモバイルバッテリーなどで有名なAUKEYのそれはなかなか造りがよく値段も手ごろであると思う。このメーカーは安いワイコンでもしっかりとしたファスナー付きのセミハードケースが付いてくるのがうれしい。アクションカムと予備バッテリーが丁度収まる大きさで重宝している。

もちろん、軽く一万円を超えるBitplayやMoment等のレンズの性能には及ばないであろうが、しかし我が家にはきっとそれらに匹敵する性能であろう、使わなくなったリコーGRDIV用のワイコン、GW-2があり、しかもフィルターは以前ディスタゴンに着けていた六千円以上するツァイスである。これを37-43mmのステップアップリングをかませてAUKEYのマウントにねじ込み、スマートフォンに装着してみた。いうまでもなく、でかくて重いので、これを装着してジンバルを使うわけにはいかない。

懸念していたケラレもなく、気持ちがいいぐらいに歪みがない。GRDIV用なので、まぁ当然といえば当然であろう。





by rising_h | 2018-03-17 22:11 | アクションカム | Comments(0)