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スマートフォンというコンパクトカメラ

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HUAWEI P9

ヨドバシカメラで何気なくHUAWEIのP9の展示品を手にして写真を撮ってみたときは、いやとても驚いた。そりゃ、コンパクトデジカメが売れなくなるはずである。

反論はあろうが、しかしこのP9のモノクロモードというか、モノクロ専用センサーで撮った画は、長年撮り続けたリコーのGRDIVを凌駕していた。もちろん操作性はGR系に敵うはずもないが、写真を撮るだけではなく、迷子になったら地図も見ることができるし、なんと驚くことに電話もかけられる。何といってもリコーと違ってセンサーにゴミが付着しない。まさに究極の徘徊デバイスである。

で、このP9も現在は旧式となり、現行モデルとしてP10が発売されている。

値段はとても手ごろなので、もちろん買ってもよいのであるが、12MPであったモノクロセンサーが20MPにアップしているというのがとても気になる。豆センサーの必要以上の高画素化にメリットなど何もない。

それとこのP9もそうなのであるが、写真のクオリティに比べて、動画のクオリティがかなりショボイ。もちろん、1080P 60fpsで安定して撮ることができるし、コマ落ちなどもなく、何より音声は素晴らしいのであるが、画質そのものは二万円台の格安スマホと大差ない。近頃は30~24fpsで撮ることが多いので、より高ビットレートの撮影や動画でのISO設定が可能なCinema FV-5というアプリを使用している。これを介すと若干はマシになるような気がする。

そんなHUAWEIは今月末に新型を国内販売するらしい。しかしちょっと調べてみた限りでは、カメラのモノクロセンサーはP10同様、やはり20MPのものらしい。

やっぱり買うのやめよう。

ってか、P9で充分満足しているし。

とかなんとかいいながら、KodakのEktraがずっと気になっているのであった。



by rising_h | 2017-11-23 21:45 | 徘徊 | Comments(0)